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「ドトールコーヒー勝つか死ぬかの創業記」 鳥羽博道著 ※39冊目




ドトール創業記。いつもこういう創業期を読んでおもしろいなと思うのは、そのときそのときの心情が、本から伝わってきて、まるで自分もその体験をしているかのように錯覚できることだ。わくわくする。
良かったところ。




「商売はなかなか軌道に乗らず、毎朝目を覚ますたびに、倒産という二文字が頭をよぎり、四六時中、きりきりとさすような胃の痛みにやられた。眠ってさえしまえばそうした苦しみから一時的に解放されるだろう。だが、そう簡単に眠りにつくこともできず、毎晩のように神宮外苑を歩きながら心を鎮めていたのだ。そんなある晩、いつものように神宮外苑の暗闇の中を歩いていたときのことだった。倒産の恐怖に心が萎縮してしまって、思うように商売ができなくなっている自分に、はっと私は気がついた。つぶれる、つぶれると思うから心が萎縮して何もできないのだ。明日つぶれてもいい、今日一日、体の続く限り全力で働こう。そう思ったことで気が楽になったのである。人間、朝から晩までとことん悩んだ末は案外開き直れるものだ。私は気持ちを新たにして、それからは文字通り今日一日、今日一日と体力の続く限り、ただひたすらに商売に打ち込んでいった。」


【コメント】
今日一日、というのがいい。千里の道も一歩から、という泥臭くて地道な言葉が好きだが、それに通ずるものがある。





「ひとりのお客様を失うことはそれ以上のお客様を失うことにつながる。たったひとりではあっても、お客様の心証を害してしまったら、そのお客様の知り合いの間でもドトールコーヒーの評判は悪くなってしまう。その反対に、あそこの店はとても雰囲気がいいとかとてもおいしかったから、今度一緒に行きましょうということになれば、実際に店に友人をつれてきてくれるだろう。そういう意味で、お客様というのは最高の広報マン、宣伝マンだということにもなる。ひとりのお客様の後ろには常に何人もの目に見えないお客様がいることを肝に銘じておかなければならない。」


【コメント】
接客で絶対に忘れてはいけないこと。逆を考えてみると、自分が客としてどこかの、例えば定食屋にはいったとして、接客も悪くて味も普通だった、というような場合だったら、周りの人には、あそこにはいかないほうがいいよ、と言いふらすのは間違いありませんからね。どんなお客様にもバックにはそれ以上のお客様がいるんです。





「日本企業の接待交際費は年間に何兆円にも上るといわれている。なかには、飲ませ食わせで取引先の担当者にいい思いをさせて、ビジネスを円滑に進めようとしているところがある。また、強い立場にあるところの中にはそれを陰に陽に要求してくるケースもある。しかしながら、そんなことをやっている企業は早晩消えて無くなるだろう。なぜなら、そうしたことはビジネスの邪道であり、正道ではないからだ。」


【コメント】
製薬メーカーはこれをやりすぎてついに業界規制が入ることになった。一番いい薬を使うのが一番患者のためだろう。


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Author:あらこう318
月に10冊を目標に、ひたすら読書にはげみ、人間力を高めようとしています。
そのため、ほかの方が普段読む量の数倍の読書をしています。その中から、特におすすめできる本を紹介し、読書録も兼ねます。衝撃を受けたフレーズや、是非とも記憶にとどめておくべき文節を厳選して紹介いたします。友達申請歓迎です。

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