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「孤独のチカラ」 斉藤孝著



「孤独」をポジティブに変換する、「孤独の技法」をお教えします!ひとりぼっちの底から力をつかめ!現代人に最も読まれるべき、熱き孤独の書。


「精神科医のR・Dレインによれば、自己と肉体に一体感を感じている、身体化された人間は、他者や世界との関わりに現実感を持てるが、自己と肉体が断絶して、事故が真の自己(内的自己)とにせ自己とに分裂してしまうと人は現実感や身体感覚を失い、体験を現実のものとして近くできなくなる。このように、身体化されていない、世界との間に亀裂が生じている人間は、生の実感を持つことができない。また、世界の中でくつろぐこともできない。・・・・逆に言えば密接に連合した自己と身体が外の世界とつながっている感覚をもつことで、ひとりでいても充たされている手応えを得られる。つまり孤独に押しつぶされないためには、体との一体感を大切にし、仲良くしておくことが基本である。このことは意外に軽んじてはいけない。自己自身の体を快適に感じると、自分と関わる誰かがいなくても精神は心地よくいられるのだ、自分ひとりでも平気だと思えると、肝がすわる。・・・・ひとりきりになったときに、寂しさにからめとられてしまう人は、自分の体に向き合っていない人が多い。周囲ばかり気にしてしまうのである。」


【コメント】
生きている瞬間瞬間の中に、確かに一体感のないことがあるのは確かですね。どこか別の世界で生きているような。自分ひとりでも充実感を得られる、その状態を保てるようにすることは現代に求められるスキルかと思います。うつ症状を持っている人は、きっと他人の評価に自己を持って行かれすぎているのではないかと考えます。なぜそう思うかというと、自分があまり調子の良くないときは、そういったような感覚、つまり自己と肉体の一体感が感じられないような時があったからです。





「人は死から目を背けているうちは、自己の存在に気を使えない。死というものを自覚できるかどうかが、自分の可能性を見つめて生きる生き方につながるというのが、ハイデガーの主張である。・・・・ラテン語にメメントモリ(死を思え)という言葉があるように、自分が死すべき存在であることを忘れなければ、自分が時間的制約の中の存在であること、つまり生は限定された時間をどう生きるかという真剣勝負の場であることを意識することができる。本来的な自分の存在のあり方を考えるようになる。それによって、できるだけ今を充実させようとし、現在の意味が変わってくることがあるというわけだ。」


【コメント】
生きていく上で、死を意識し始めたのは、 あるとき、夜中に目が覚めて、自分が死ぬ存在なんだということをはっきりと自覚した瞬間だった。どういう感覚だろうか。とにかく、夜中にいきなり目が覚めて、いつか自分は死ぬ、ということが頭にあるんだ。それを思うと、生きていられることにものすごく感謝できるようになったし、かけがえのないものなんだと思えるようになった。

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Author:あらこう318
月に10冊を目標に、ひたすら読書にはげみ、人間力を高めようとしています。
そのため、ほかの方が普段読む量の数倍の読書をしています。その中から、特におすすめできる本を紹介し、読書録も兼ねます。衝撃を受けたフレーズや、是非とも記憶にとどめておくべき文節を厳選して紹介いたします。友達申請歓迎です。

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