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「即戦力の磨き方」 大前研一著




「若いうちからなぜそんなに積極的なのだろうか。彼らアメリカのビジネスパーソンは、三十代で完成することを念頭に置いているからにほかならない。三十五歳で社長をやり、四十代でその会社を売ってカネをてにしたら、引退してカリブ海でくらす。このアメリカンドリームを達成することが、多くのアメリカ人ビジネスパーソンにとって究極の目標となっているのだ。」



→まさにアメリカンドリーム。目標にしない理由はない。



「もっとすごいのがインドだ。日本の国技が相撲なら、インドの国技は勉強といってもいいくらい、誰もが自分を磨くことに余念がない。」



→これぞ、理想の国家というか、人類の行き着く先だと思うのは僕だけか。娯楽を舐め尽くして、結局知的好奇心を左右するものこそが、一番生産的で、一番奥が深くて、一番面白いと感じる、というふうになるはずだ。それに、勉強をすることが当たり前になる世の中になれば、秩序も向上し、仕事の生産性もあがり、国力を底上げすることもできる。文化的に成熟した国=勉強が当たり前になる国だと思う。



「私自身は、語学力、財務力、問題解決力の三つが鍵だと思っている。・・・逆にこの三つの能力が備わっていないまま、日本でサラリーマンをやっている人は、世界レベルで比較した場合、間違いなく分不相応、いや法外な報酬を得ていると思って間違いない。業務処理をするだけのホワイトカラーは、世界標準で見れば、せいぜい年収200万円が相場なのだ。」

「基本的に英語さえ話せれば、世界中のどこの国、どんな人種の人とも、問題なく商売ができる。なぜなら英語というのは、21世紀のエスペラント語だからだ。・・・ある試算によれば、インターネットで使用される言語の8割、蓄えられている情報の7割が英語なのだそうだ。」



→これに衝撃を受けない人はいるのだろうか。逆に言い換えれば、日本語しか扱えない人は、インターネットに掲載されている世界中の情報の7割をすべて、失うことになる。それがどれだけのこの世の楽しみを奪っていることだろう。翻訳を待てばいいという話は、勉強しない理由を正当化するためだけにうまく使われる。



「日本人が英語が苦手なのは、国内で勤勉に働き、いいものをつくって輸出していれば、それなりにカネが入ってくるという従来の発送から、いまだに抜け出られていないのが最大の原因だ。何どもいうが、二十一世紀の経済はボーダレスである。製造業なら世界を見渡して、もっともコストが安いところでつくり、売りやすいところでものを売ることが出来る時代だ。」

「英語耳を鍛えるにはCNNニュースのような英語番組を、一日中流しっぱなしにしておくのがいちばんいい。ながら族で意味などわからなくてかまわないから、とにかくひたすら聴き続けて、英語独特のリズムやトーンを体と頭に染み込ませるのだ。これを何年か続けていると、そのうち耳が慣れてきて、まとまった音がつかまえられるようになってくる。そうしたら今度は、聞こえたままその音を口に出して発音してみるのだ。ただし、ここでも意味を考える必要はない、動物の鳴き真似でもするつもりで、聞こえたままをそっくりそのまま発音する。これで英語も鍛えられるという寸法だ。」



→スピードラーニングという英雄垂れ流しで英語が身につくという教材がもてはやされているが、とにかく英語をききまくっているだけでも、耳が慣れてきて英語の習得がしやすい、というのをうまく言い換えただけなのかもしれない。



「一年間の勉強のテーマを何にするか。参考にするのは、世界規模のお金の流れだ。先進国で余っているお金が集まってきている地域は、これから必ず発展する。そういう地域をいちはやくかぎわけ、研究し、紹介することができる人間は、あまりいないだろう」

「とにかく今の会社や仕事から学べることは、すべて学ぶこと。ただし、それは何も専門知識だけとは限らない。たとえば上司が無能なら、なぜそう感じるのか、自分が上司の立場ならどうするかを考える。会社がだめだと思うなら、社長になったつもりで改悪案や再建案を練る。なぜだめか、どうしたらもっとよくなるかを、辞めるまで十数年研究して、その研究の成果を今度は自分がやるときにいかせばいいのだから。」



→常に、自分だったらどうするか、を考えている。自分だったらそんなことやらないな、という思いを抱えつつもその気持ちを抑制し続けることが実際に上の立場になった時に、その思いが一気に爆発してすさまじい効果を発揮することがある。



「自分が、次の人生でやりたいことをやるために、この仕事をやっているという実感が湧けば、いやいや働くなんていう気持ちはどこかにいっていしまうのである。しかも勉強しながら給料までもらえるのだ。こう考えるとサラリーマンというのは、奨学金付き会社留学をしているようなものではないか。」



→薄給でも、こう思うと良い。勉強できてお金も定期的にもらえるなんて最高以外の何者でもないじゃないか。



「勉強はしたいし、やる気もあるのだけれど、仕事が忙しくて勉強に当てる時間が捻出できないという人がいる。よくもまあ、この私に向かって忙しいなどと口に出せるものだと、ある意味感心してしまうが、冗談はともかくそういう人は、本当にそう思っているのだから仕方がない。まあとにかく、時間が足りないとい文句をいうくらいなら、その前に無駄な時間をけずることだ。無駄といっても、いくつか種類がある。まず生きているうちにうまい料理をいろいろ味わいたいと思っている人が、昼時になると毎回決まった店にいって、同じメニューの中からすでに味を覚えてしまったものを注文する。これは明らかに時間の無駄だ。・・・自分の成長につながらないこと。これは無駄以外のなにものでもないから、即刻やめる。一年間に、百時間勉強しろというと、そんな時間はありませんという人でも、ぼんやりテレビのプロ野球中継を見ていたり、同僚と居酒屋で上司の悪口を肴にくだをあげているような時間を合計すれば、優に三百時間は超えてしまうものである。」

「生活のなかでパターン化したほうがいいと思われることは、全部パターン化しておく。たとえば、私は靴なら同じものを四足、シャツはノーネクタイで着られる、同じ形で色違いのものを六十三着もっている。これは忙しい朝に、どの靴をはこう、どのネクタイをどのシャツに合わせようと迷う時間が省ける・・・私ぐらい仕事が忙しくても、無駄な時間を一切排除すれば、勉強どころかオフロード・バイク・スキューバダイビング・・・そういった趣味を楽しむ余裕までらくらくと生み出せるのである。」



→広島カープのエースである栗原投手は20個ぐらいのルーチンワークがあるらしい。ルーチン化に関して、そのつまらなさを何も感じなくなるようにできれば、それに関しては時間の効率化という意味で素晴らしい時間を捻出してくれる。



「今自分の人生にどこか不満を感じている人は、幸せになるための勉強が足りないのだ。」



→とても秀逸な表現だと思う。幸せになるために、どうすればいいか?そのためにそれを勉強すればいいという単純明快かつ、本質をついた表現だ。



「この国では、たとえ失敗して失業保険や生活保護の世話になるようなことになっても、インドの中流階級以上の生活が憲法で保障されている。つまり、日本にはアップサイドしかないのだから、安心して跳べばいいのだ。」



→なぜ君はそんな幸せな環境にいるのに、挑戦しないんだ?という発展途上国の人の発言をきいたことがある。言い換えるとこういうことなんだろう。
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ビジネス力の磨き方 (PHPビジネス新書)(2007/04/19)大前 研一商品詳細を見る即戦力の磨き方「若いうちからなぜそんなに積極的なのだろうか。彼らアメリカのビジネスパーソンは、三十代で

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Author:あらこう318
月に10冊を目標に、ひたすら読書にはげみ、人間力を高めようとしています。
そのため、ほかの方が普段読む量の数倍の読書をしています。その中から、特におすすめできる本を紹介し、読書録も兼ねます。衝撃を受けたフレーズや、是非とも記憶にとどめておくべき文節を厳選して紹介いたします。友達申請歓迎です。

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