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「シリコンバレー発 会員制ビジネス起業術」 ロビー・ケルマン・バクスター著※176冊目

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あなたの会社には定期収入がありますか?

毎月決まった額の給料が振り込まれるのと同じように、毎月決まった額(もしくはそれ以上)の売上があれば、
どんなにビジネスの不安が取り除かれるでしょうか。

また、あなたの会社の収益は、どこから得られているでしょうか。


もしひとつの企業からの請負業だとすると、その取引先から切られたら......。
たちまち会社は倒産の危機に陥るかもしれません。

そういった不安を取り除いてくれるのが「会員制ビジネス」。
簡単に言ってしまえば、数多くの有料会員を集め、彼らから定期的な収入を得るビジネスです。


今、シリコンバレーでは、新しい会員制ビジネスが登場しています。

成功している企業を挙げるだけでも、

Netflix(ネットフリックス)、Pandora(パンドラ)、Airbnb(エアビーアンドビー)、
Uber(ウーバー)、IMVU(インビュー)、Gold’s Gym(ゴールドジム)、
Dropbox(ドロップボックス)、LinkedIn(リンクトイン)、CrossFit(クロスフィット)

など、数多く存在します。

「最新のビジネスを成功させる鍵は、会員制にある」と言ってもいいかもしれません。


日本でも、昔から会員制ビジネスがありました。
レンタルビデオやスポーツジム、携帯電話、ゴルフ場などが、その代表でしょう。

ただ、会員制ビジネスにも新しい時代が到来しました。

その要因のひとつが、SNS の進化です。
わかりやすい例で言えば、Airbnb(エアービーアンドビー)でしょう。


エアービーアンドビーは、空いている部屋を旅行者などに貸し出す CtoC のビジネスですが、
部屋を提供する側と利用する側がお互いに相手を評価する仕組みになっています。

そして、新しく利用する人は、それらの評価を参考にするわけですが、
いわゆる提供する側が利用する側に一方的に情報を提供するのではなく、
そこに大多数の人のコミュニケーションが生まれているのです。


今、このようなビジネスが主流になっています。
その発端となっているのが、アメリカのシリコンバレー。

そこで 10 年以上もコンサルタントとして活躍してきたのが、
著者のロビー・ケルマン・バクスターなのです。

彼女は言います。
「定期購入者は一度登録するだけで、忠誠心ある定期購入者として永続的に取引を続けてくれる
永遠とまではいかなくても、短くとも数年はとどまってくれる」と。


人間には、集団に属していたい本能があります。

そういった人間の深い心理を刺激する、
一回限りの客で終わらない会員制ビジネスの最前線を紹介したいと思います。


特に、これから起業を考えている人、
新しいビジネスを考えている人には必ず役立つ内容だと思います。

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「プロフェッショナル・プレゼン」 小沢正光著 ※175冊目






「プレゼンのコンセプトをひとことで表現する必要があるのだ。的を外さないためにも、話の中心となる軸を、明確にしておくのである。いろいろ話しますが、結局、ひとことで言えばこれですという部分。そこがはっきりしていれば、理解にブレがない。」


【コメント】
わかりづらい話し方は、きまって何が言いたいのかを一言で言えていない。プレゼンに限らず、歌とかも歌詞が多すぎて全然つたわってこない場合がある。ラップとかでひたすら物語チックに歌ってるのとかあるけど、あれも正直入ってこない。小説書けばよくね?とか思ってしまう。





「結論はなんなのか。なぜそうなるのか。この2つのポイントについて、短い言葉での説明を求めている。それがわかれば、彼らは判断が下せるのである。」







「よく知らない人の話は、そもそも考え方がわからないし、その人について予備知識がないだけに、話の意図がつかみづらいのである。じつはプレゼンは、往々にして、この初めて会ったに近い状態で行われる。自分のことを知らない相手に、知られないまま説明を試みなくてはならないのである。・・・もしある程度の予備知識があればこんなことにはならない。・・・だから私はプレゼンのまえに必ず、受け手に自分のことを知らせておくようにしている。」


【コメント】
まずは自己紹介からはいる、というのはありだと思います。
これって、応用がきくのは、友達を紹介するときとかも、誰々さんの知り合いの、ということで共通の知り合いがいたりすると話が盛り上がりやすい。

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「50代からの選択」 大前研一著 ※174冊目



大前研一さんの本は、毎回100%何かしら学びがある。それぐらいクオリティが高い。なので50代なんてまだまだなのに購入。それでも、別に50代になってから読まなくても勉強になる部分は多かった。むしろこの本は、50代になるとこういうことを考えるのか、という意味で、50になる前に読むと一層準備もしやすくなるし、今の価値というのが鮮明になるだろう。


「バイクだ、スキーだ、執筆だ、公園だ、とよくそんなに時間がありますね、と言われるが当たり前である。僕には、まったくやらないことがたくさんあるのだ。まずプロ野球は見ない。・・・それからゴルフもみない。・・・相撲にも興味がない。ドラマも見ない。ドラマなんてどうせウソなんだから、同じウソなら、小泉首相の嘘や北朝鮮の嘘を見ている方がずっと面白い。・・・最近気になっていることを一つ。飲みに行って、とりあえずビールとオーダーする人をよくみかけるが、実におかしな人たちである。・・・家に帰ると、とりあえずテレビのスイッチを入れ、野球をやっていたらとりあえず最後まで見てしまう。休みの日も、とりあえずだらだら寝たり、テレビを見たりして過ごしている、に違いない。とりあえずはやめなさい。これが人生を狂わせる。50歳になり、最後の瞬間にああおれの人生は幸せだったと締めくくりたいと思っているなら、とりあえずの時間をつくってはいけない。積極的に自分の時間表をつくり、意味のあることに時間をふりむけていかなければ。」


【コメント】
ドラマがどうせ嘘なんだからと一蹴しているのがウケる。まさにそのとおり。全部うそだから、なんでもよくね?って思い始めたら止まらない。テレビゲームとかも、あれは頑張って世界に入っていかないと、例えば世界を救うとかいうストーリーも、代わりに誰かが救ってくれるだろう、というふうになりかねない。
自分も、youtube動画がこれにあたる。どんどん無駄に見ていってしまう。あれによって1日の何時間も消費してしまうことがあって、気をつけなくてはならない。

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「知の衰退からいかに脱出するか」 大前研一著 ※173冊目



大前研一さんの著書の中では、初めて読んだ本。すこし最初は難しい内容だと思ったが、読み進めていくうちに理解できるようになって、読み応えを感じた。それから脳のトレーニングにもなった。


「私は以前からいっているのだが、このメシを食っていく手段には、三種の神器がある。それは英語、IT、ファイナンスで、この3つは必須項目である。・・・ここにもう一つ付け加えるなら、リーダーシップである。」


【コメント】
大前先生が提唱しているのは常にこの3つ。さらにほかのアンケートで、成功者が勉強していてよかった科目の上位3つも一緒。普遍的なものなんだろう。





「現在のインドに行くと、明治の日本が発展を遂げた時の坂の上の雲のような状況に出会う。人が向上心に燃えて、未来を切り開こうとしているエネルギーがインドには溢れている。・・・現在は夢を語る人が次々とでてきて、政府の悪口などいくら言っても聞く耳など持ってくれないからだ。つまり、インド人はすでに、政府などに依存せず、自らの道を自分で切り開くことに熱中するようになったのである。」


【コメント】
国民ひとりひとりが熱中できる状態というのはある種、国に頼っていないが、国としては成功している状態なのではないか。組織論として。

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「嫌われない毒舌のすすめ」 有吉弘行著 ※172冊目



芸能界で、有吉さんの躍進ぶりはすさまじい。どれだけテレビ出てるんだ?っていうぐらい昼も夜も深夜も出ている。それは面白いからの一言に尽きるだろう。
毎回毎回、厳しいこと言ってるけど的を射ている。だから共感を生むんだと思う。



「僕はわりと聴き上手な方なので、それが人を取り込むのに、かなり役にたってます。こいつはいいやつだとか信用できるとか勝手に思ってくれるみたいです。・・・本当は全然わかっていませんし、話なんかきいてません。だって興味ないですもん。それでも、そう思われるっていうのは、聴いてるふりがうまいんだと思います。それも、ただ聴いてるだけじゃなく、ちゃんと聞いてて、自分のことをわかってくれると思わせるようなきいてるふりです。」


【コメント】
これはぶっちゃけすぎててウケる。話きいてないとか。でもちょっとわかるかも。大してきいてないから、聞けるのかもしれない。逆説的だけど。いちいちいっこいっこ真剣にきいてたら、体がもたねえな、ってことあるからな。人としゃべる仕事の場合。




「たとえ、どんな話でも、それ違うよな、とか馬鹿だなこいつと思うような話でも、徹底的に共感してあげる。そこで、引っ張りだせば引っ張り出すほど、勝ちだと思うんです。相手のことがわかるし、弱点もつかめるし、のちのち、役に立つんです。・・・わかる、わかるって言ってあげればいいんです。そこには自分の話とか、自己アピール的なものはいらないと思うんです。」


【コメント】
この辺のうまさでしょうね。彼の躍進ぶりは、ただ毒舌いっているだけじゃなくて、裏でこういうこともやっている。





「○○って言ってたよね、それわかるんだよね、とか、○○って言ってたことも、的を射てるよなあとか、向こうが話したことを繰り返してればいいんです。そいつがいったことのオウム返しをしてりゃいいんですよ。」


【コメント】
オウム返しをしてりゃいい、というのはウケる。でも本当にその通りで、話をきいて欲しい人間は、アドバイスとか正直どうでもいいんですね。適当に相槌うっておけば満足なんですから。





「聞き上手と同じように、相手の好感度を上げる秘訣が、笑い上手になることです。笑い上手ってなんだよ?と思うかもしれませんが、簡単にいえば、よく笑うこと。・・・僕は昔から、よく笑うんです。どんな話でもちょっとおもしろいとすぐに笑う。無理して付き合いで笑うとかじゃなくて、本当にゲラなんです。ちょっと気を許すと、真剣な話をしてる最中でも笑いそうになったりするほどです。」


【コメント】
笑い上手=聞き上手だと思う。相手が、なんかツボにはいって受けていると、話したくなってしまうもの。下手したら相槌より効果があるかもしれない。それに気づいてからは、できるだけリアクションをとって面白さを発見したときは遠慮せず笑うようにしている。

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あらこう318

Author:あらこう318
月に10冊を目標に、ひたすら読書にはげみ、人間力を高めようとしています。
そのため、ほかの方が普段読む量の数倍の読書をしています。その中から、特におすすめできる本を紹介し、読書録も兼ねます。衝撃を受けたフレーズや、是非とも記憶にとどめておくべき文節を厳選して紹介いたします。友達申請歓迎です。

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